DISORDER : SWISS GRIT VOL. Ⅱ BY CHRIS ASHWORTH
color: MULTI
¥17,380税込
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DISORDER : SWISS GRIT VOL. Ⅱ BY CHRIS ASHWORTH
イギリス人グラフィックデザイナー、クリス・アシュワース(Chris Ashworth)の作品集。真に自身の手で実践を行ってきたデザイナーである作者の功績とキャリアに捧げた初の刊行物となる。1990年代に台頭し、アメリカのオルタナティブ・ロックンロール雑誌でありながらタイポグラフィ、レイアウト、ビジュアル・ストーリーテリングを探求、多くのグラフィック・デザイナーのアプローチに影響を与えた『レイガン(Ray Gun)』誌から、近年の実験的なタイポグラフィーのプロジェクトまで、作者の「スイス・グリット(Swiss Grit)」を体現するような一作である。
作者は、引く手数多のクリエイティブ・ディレクターとしてのキャリアと、実験的デザイナー兼タイポグラファーとしての第二のキャリアを今なお両立させている。1990年代初頭、イングランド北部で行われていたクラブのフライヤーデザインからキャリアをスタートさせた。その独創的なグラフィックデザインの手法は、1990年代の音楽雑誌文化の古典とされ、デザイナーであるニール・フレッチャー(Neil Fletcher)と共同制作したイギリスのライフスタイル&音楽雑誌『Blah Blah Blah』、先述の『レイガン』での仕事に顕著に表れており、数多くのファンを獲得している。作者のクリエイティブなアプローチは「スイス・グリット」と呼ばれ、「スイスのデザイン原理と、魂を吹き込まれたタイポグラフィ的な目線でのストリートの美学を融合させたもの」と語る。
作者は、技巧をベースとした手作業による自身の作品を、スクリーンでの作業に依存したデジタル文化と対極にある存在として見なしている。コンピューターから離れたクリエイティブの発展には独創性に溢れた希少なメリットをもたらすという見解のあらわれでもある。
本書は、作者が生み出してきたグラフィックデザインを約500ページにわたり紹介することで、その偉業を称えている。1997年から2024年までに制作された印刷物や刊行物を幅広く紹介し網羅することで、創造性とアナログデザインをもたらす人間の手技、細部、不完全さ、そして偶然性の面白さを考察している。それこそ、「AI不使用(AI-free)」の領域である。
この作品集は、2024年にクラウドファンドによるサポートのもと、限定かつ正真正銘のオリジナル初版として「UNIT EDITION」と「THAMES & HUDSON」によって刊行、「UNIT EDITION」でのみオリジナル版が販売されている。本書の前日譚として、1990年から1997年までの記録をまとめた『SWISS GRIT VOL. I』も企画されているという。
SIZE GUIDE
SIZE |
22.5 x 27.5 cm |
なるべく正確にサイズを計測しておりますが 個々の商品により、多少誤差が発生いたします。 表記サイズより1から2センチ前後することが御座いますのでご了承下さい。
DETAIL
hardcover488 pages
225 x 275 mm
color, black and white
2025
published by THAMES & HUDSON
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